時給の仕事ではたらく注意点

このため労働時間の取り決めは、労働者側と雇用者側の双方が合意できるようにしなければなりません。雇用者側が職場の都合だけで横暴なシフト体制を敷くのは論外ですが、労働者側も自分のエゴだけで労働時間を決めてしまうと、その負荷は職場だけでなく、同じ立場で働く別のパート・アルバイトの負担にもなります。かえって自身の働きづらさにつながりかねません。
こうしたトラブルを防ぐためにも、職場や周りのパート・アルバイトの状態をよく把握することが大切です。職場や周りへの配慮を忘れることなく、それでいて自身の希望もしっかり伝えることです。こうした努力はすぐに結実するとは限りませんし、当然希望が常に通るとも限りません。しかし、お互いが「働きたいだけ働く」「もらいたい給料の分だけ働く」ためには、全員が周りの人のことを考えることがとても大切といえます。